100年マンションとは

住み慣れた環境に

マンションは、メンテナンスが行き届いていれば100年以上建物を維持することが可能です。
国土交通省の資料によると鉄筋コンクリートで造られた建物(RC造)の平均寿命は68年ですが、最長の寿命は120年程度で、外装仕上げによってさらに150年程度に延命されると報告されています。

産業革命遺産のひとつつとして世界遺産に登録された、通称「軍艦島」に現存するRC造の集合住宅は、1916年完成。100年以上の建物ですが、人が住まなくなってから40年以上が経ちます。「100年マンション」というときは、軍艦島の建物のように「崩れずに建っている」ことを意味しているわけではありません。「居住者がいて、安全に不自由なく住み続けられる」ことが求められます。